アデノゲンEXの成分解説と使った感想

 

資生堂から販売されている『アデノゲンEX』を注文して使ってみたので、その感想や成分について詳しくまとめました。

アデノゲンEXの成分について

メイン成分「アデノシン」は日本皮膚科学会ガイドラインでも推奨されるレベル

アデノゲンEXのメイン成分は何といっても「アデノシン」という資生堂独自の成分。

 

この成分は、男向け育毛剤としては「アデノゲンEX」と「薬用スカルプトニックアデノゲン」にのみ配合。
他の育毛剤やヘアトニックには入っていません。

 

資生堂が公開しているアデノシンの効果は次の通り。

アデノシンの効果
  1. 血行促進で抜け毛を予防
  2. 発毛促進因子(FGF-7)を産出して発毛促進
  3. 毛根の成長期を伸ばし、髪を長く太く育てる

 

ポイントは、「発毛促進因子の産出を促す」ということ。

 

発毛促進因子FGF-7は、育毛効果が期待できるとして様々な研究でも注目されているもの。

 

アデノシンは、FGF-7の産出を促すことにより、育毛効果が期待できるというわけです。

 

日本皮膚科学会が発表する『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』では、「男性型脱毛症にはアデノシンの外用を行うよう勧める」というB評価を獲得しています。

 

 

B評価というのは比較的高い評価で、アデノシンのように市販育毛剤に含有されている成分でB評価を獲得しているのは他にありません。

 

ちなみに、薄毛治療で使われている「ミノキシジル」「フィナステリド」「デュタステリド」はA評価を獲得しています(これらは薬)。

 

アデノシンがB評価を獲得した背景には、3件の臨床実験データが存在することが影響しています。

 

要は、しっかりと臨床実験で結果を出しているので、科学的根拠があるという判断なわけですね。

 

ちなみに、アデノシンの臨床実験としてどのようなものがあるのかも簡単に見ておきます。

 

アデノシンを使った臨床実験

最も被験者が多かった実験では、101名の男性被験者を対象にアデノシン0.75%を配合したローションを6か月間使用(ランダム化比較試験)。

 

その結果、アデノシン配合ローションを使ったグループでは80.4%の割合で毛髪径・軟毛率・太毛率の中程度以上の改善が明らかになっています(1

 

他の実験でも、38名の男性被験者に同じく0.75%のアデノシン配合ローションを半年使ったことで、使わないグループと有意な差が明らかに(2

 

もう一つの実験では、アデノシン0.75%配合ローションと、ミノキシジル5%配合ローションで比較実験も行われています。

 

94名の男性被験者を対象に6か月間のランダム化比較試験を実施。

 

その結果は、病変部の太毛率はどちらのグループでも有意差がなかったことからアデノシン0.75%はミノキシジル5%と同等の有用性があることが示唆されています(3

 

このように、アデノシンは複数の臨床実験でしっかりと結果を出していることから、日本皮膚科学会が発表するガイドラインでも薬に次いで高評価を獲得しています。

 

アデノシン以外の有効成分はその他育毛剤と同程度

アデノゲンEXには、アデノシン以外にも様々な有効成分が含有されています。

 

アデノゲンEXの有効成分
  • アデノシン
  • β-グリチルレチン酸
  • パントテニールエチルエーテル
  • l-メントール
  • クジン抽出液(ソフォラ抽出液)
  • 酢酸DL-α-トコフェロール
  • ニンジンエキス(パナックスジンセンエキス)

 

アデノシン以外については、他の育毛剤とそれほど違うものは配合されていません。

 

成分を見る限り、やはり「アデノシン」がメインの成分であり、他の有効成分はサポート的な役割が強く感じられます。

 

アルコール成分が多いので乾燥肌・敏感肌は要注意

有効成分以外のその他成分としても植物由来の成分など、様々な成分が入っていますが、あくまでもサポート的な役割。

 

ただし、水(精製水)よりもエタノールの含有量が多いことや、その他アルコール系成分が多いことが目立ちます。

 

実際に使ってみたときも、アルコールによる清涼感がかなり強めだったので、他の育毛剤に比べるとアルコール濃度は高い可能性大。

 

アルコールは、溶剤として使われたり浸透を助けるために使われますが、頭皮の乾燥に繋がったり、刺激になる可能性もあるので注意が必要。

 

アルコールに対して弱い場合は、まずは腕に使うなどして様子を見た方が良いです。

 

また、界面活性剤の「ラウリル硫酸ナトリウム」も配合。

 

この成分はシャンプーに良く配合されるのですが、育毛剤に配合されていることはほとんどありません。

 

頭皮への刺激が心配されているものの、育毛剤に配合されているのでそこまで濃度は高くない(はず)。

 

刺激が気になる成分ではあるので、こちらも乾燥肌・敏感肌の場合は気を付けた方が良いです。

 

成分評価まとめ

資生堂の独自成分アデノシンが配合されているというだけあり、かなり期待できる育毛剤になっています。

 

臨床実験データが3件しっかりとありますし、何といっても日本皮膚科学会が発表するガイドラインでも育毛剤成分では最高評価のBランクを獲得しています。

 

ただし注意点としては、アデノゲンEXに配合されているアデノシンの濃度が不明だということ。

 

既に見てきた通り、臨床実験で結果を出しているのは「アデノシン0.75%」含有のローション。

 

しかし、アデノゲンEXの公式サイトをいくら探しても配合濃度についての記述は一切ありませんでした。

 

普通に考えて、配合濃度が0.75%以上あればそれをしっかりとアピールするはずなので、0.75%未満の可能性は大。

 

当然、配合濃度が下がればそれだけ効果は下がってしまうので、この辺りが気になる点です。

 

また、しっかりと臨床実験で結果を出しているものの、その効果はあくまでも”育毛”だということ。

 

アデノシンを使ったからと言って”発毛”効果があるわけではないのでその点だけは注意が必要です。

 

とはいえ、アデノシンを配合する唯一の育毛剤なので、アデノシンの効果に期待するなら試してみる価値は十分にあります。

 

アデノゲンEXを使ってみた感想

※現在執筆中

 

まとめ

アデノゲンEXの成分と使用感についてみてきましたが、配合されているアデノシンはとても期待できる成分になっていす。

 

配合濃度の記載がないものの、アデノシン自体の効果は臨床実験でも明らかになっているので、とりあえず試してみる価値はありです。

 

ただし、エタノールなどのアルコール含有濃度が高いこと、ラウリル硫酸ナトリウムなどの刺激が心配されている界面活性剤が配合されているため、頭皮が乾燥しがちな方や敏感肌の方は注意が必要です。

 

この辺りをクリアしていれば十分期待できる1本になっています。

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