ヘアサイクルを戻す・正常化する方法を徹底解説

 

ヘアサイクルについての基礎知識から、ヘアサイクルを改善する3つの方法まで解説しています。

ヘアサイクルとは

 

髪の毛はそれぞれ1本ずつ、生えてきて⇒抜けて⇒また生える…という周期を繰り返しています。これを「ヘアサイクル」と呼びます。

 

ヘアサイクルは、髪の毛が生まれて成長する「成長期」、成長が衰えてくる「退行期」、成長がストップして抜け落ちる「休止期」の3つから構成されています。

 

成長期⇒退行期⇒休止期⇒成長期…
このように、髪1本1本にヘアサイクルがあり、抜けては生えて、また抜けて…というサイクルを繰り返しているんですね。

 

では、成長期や退行期・休止期について、もう少し詳しく見ておきます。

ヘアサイクルの成長期では何が行われている!?

成長期には、毛細血管から運ばれてきた栄養を、毛球部で毛にする作業が行われている期間です。髪の毛の成長に大きな働きをする毛母細胞が頻繁に分裂を行っています。

 

健康的な髪の場合、成長期は2年から6年間続き、頭髪全体の9割が成長期の段階にあります。そのため、毎日シャンプーで抜け毛が出ても、全体の毛量はほとんど変わらないわけです。

ヘアサイクルの退行期って具体的に何!?

退行期に入ると、成長期の頃のように毛母細胞が頻繁に分裂をすることはなくなり、細胞分裂の頻度が劣ってきます。髪の成長が終わりに向かっている状態ですね。

 

退行期は、約2週間ほど続き、その後に休止期に向かっていきます。

ヘアサイクルの休止期について

退行期が終わると、休止期に入っていきます。

 

休止期に入ると、これまで行われていた毛母細胞の細胞分裂が完全にストップし、髪の毛が伸びたり、太くなるのも完全に止まります。成長期から約6年間延び続けていた髪の毛も、休止期で完全に成長が終わるわけですね。

 

休止期は、約3ヶ月ほど続き、髪の毛が抜け落ちて、成長期へと向かっていきます。

 

これが、ヘアサイクルの具体的な流れとなります。

 

この流れを見ていただくと分かるとおり、髪の毛は、何もしなくても勝手に抜け落ちてしまうものです。そのため、美容院や散髪に行かなくても、髪の毛は放置していれば一定の長さまで伸びるけど、それ以上は伸びずに抜け落ちてしまうんです。

 

ちなみに、髪の毛の伸びるスピードは、1日に0,2ミリほどだと考えられており、最も早く伸びるのが頭頂部だといわれています。髪をカットして1ヶ月・2ヶ月もすると、髪がだいぶ伸びていますが、部位によって微妙に伸びる速さが違うというわけですね。

ヘアサイクルの回数は実は決まっている!?

ヘアサイクルは、一生の間で約15回ほど繰り返すと考えられています。健康的な髪の場合、約6年で1回の周期を迎えると考えると、90歳くらいまではサイクルがあるわけですね。

 

ただし、老化現象によってヘアサイクルの期間が短くなるため、休止期・退行期に該当する毛の量が増えてしまいます。その結果、加齢と共に頭髪全体のボリュームがなくなってしまうことになります。

 

また、AGA(男性型脱毛症)を発症してしまうと、成長期が極端に短縮されてしまいます。そうなると、若くても地肌が見えるような薄毛になってしまうことも珍しくないのです。

 

よく「薄毛対策・治療は早く取り組んだ方が良い」といわれますが、その理由の一つには、ヘアサイクルの上限が決まっているため、放置していると改善が見込めないからなのです。

 

参考:薄毛対策は早めに取り組まないといけない最大の理由【ヘアサイクルには上限があった!?】

 

では具体的に、なぜヘアサイクルが乱れてしまうのかについて見ていきます。

 

ヘアサイクルが乱れる原因

ヘアサイクルの関係上、毎日抜け毛が80本〜100本程度出ることは仕方のないことです。

 

しかし、様々な原因でヘアサイクルが乱れてしますと、1日に100本〜200本ほどの抜け毛が出ることも珍しくありません。

 

シャンプー後やドライヤーをした後などに、1日100本以上抜け毛が出てしまっている場合は注意が必要です。

 

ヘアサイクルが乱れてしまう主な原因としては、次のようなものがあります。

【ヘアサイクルが乱れる主な原因】

  • 加齢
  • 間違った頭皮ケア
  • ストレス
  • 生活習慣
  • AGA(男性型脱毛症)

加齢と共に抜け毛が増えてしまうのは、ある程度仕方のないこと。

 

これは、加齢によってヘアサイクルの退行期・休止期に当たる髪の毛の量が増えてしまうためです。歳をとるとシミやシワができるように、髪の毛も減ってしまうんですね。

 

刺激の強いシャンプーや、頭皮に合っていない育毛剤などを使うことも、ヘアサイクルを乱してしまう原因となります。特にシャンプーは、安いものを使い続けていると、頭皮環境を悪化させる恐れがあるので、気をつけておきましょう。

 

 

ストレス・生活習慣もヘアサイクルを乱す大きな原因です。ストレスを受けることで血流が悪化してしまったり、自律神経に悪影響が出ると、当然髪の毛にも影響が出てしまうので気をつけておきましょう。

 

ヘアサイクルが乱れる最も大きな原因が、最近話題となっているAGA(男性型脱毛症)です。

 

生え際がM字に後退していたり、頭頂部のつむじ周りが薄くなってきた場合、AGAになっている恐れがありますので早めの対策が必要です。

 

では具体的に、AGAになるとヘアサイクルはどのように乱れるのでしょうか。

AGA(男性型脱毛症)は成長期が極端に短くなる

 

AGA(男性型脱毛症)は、成長期の期間を極端に短くするのが大きな特徴。

 

健康的な髪の場合、成長期は2年から6年あるのですが、AGAの方の場合、半年から1年半ほどに短縮されてしまうのです。

 

成長期が短くなってしまうと、髪の毛は十分成長する前(細く弱弱しい状態)で抜けるようになります。そのような髪が、生え際・頭頂部に増えるわけですから、地肌が見えるようになってくるというわけです。

 

しかも一番の問題は、ヘアサイクルの周期が早くなってしまうということです。

 

先ほどもお伝えしたとおり、ヘアサイクルは一生で15回ほど繰り返すと考えられています。健康的な髪の場合、6年×15回で90歳までヘアサイクルは繰り返されることがわかります。

 

しかしAGAになってしまうと、1年で抜けるわけですから、たったの15年でヘアサイクルは終わってしまうわけです。

 

仮に24歳ごろからAGAの症状が出てきてしまったとします。

  • 24歳まで(6年×4回)…健康的なヘアサイクル
  • 24歳以降(1年×11回)…AGAによって成長期が短縮

このように考えると、35歳時には、ヘアサイクルが終わってしまうため、それ以降は髪が生えてこないことがわかります。

 

よく「薄毛対策は早めに行うことが大切!」といわれる理由には、ヘアサイクルには回数が決められているから、というのも大きな理由なんですね。上の例で考えると、早めに対策を行わないと、35歳には、もう成長する髪がなくなってしまいますからね…(汗

 

AGAは進行型の薄毛なので、早めに対策したほうが改善も期待できるということです。

 

参考:AGA(男性型脱毛症)って何!?原因と対策方法を詳しくご紹介!

 

では具体的に、どのように対策すればヘアサイクルを戻せるのか詳しく見ていきます。

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ヘアサイクルを戻す・正常化する3つの方法


ヘアサイクルを戻す・正常化する方法としては、次の3つが一般的となっています。それぞれメリット・デメリットがありますし、人によってどのように取り組むかは個人差があります。

 

まずは、どのような対策方法があるのかを理解して、あなたに合った方法で早めの対策に取り組んでいきましょう。

 

【ヘアサイクルを戻す3つの方法】

  • 薄毛治療薬を服用する←これが一番効果的!
  • 「5αリダクターゼ抑制成分」を含む育毛剤を使う

ヘアサイクルを戻す薬「フィナステリド」と「デュタステリド」

 

ヘアサイクルを戻す最も強力な方法が、医薬品(薬)である「フィナステリド(商品名:プロペシア)」「デュタステリド(商品名:ザガーロ)」を服用する方法です。

 

AGAによってヘアサイクルが乱れてしまう原因には、活性型の男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)というのが大きな原因となります。活性型の男性ホルモンDHTが産出され、作用することで、ヘアサイクルが乱れて抜け毛・薄毛になってしまうのです。

 

医薬品「フィナステリド」「デュタステリド」には、抜け毛の原因となるホルモンDHTの産出を抑制する効果があります。
その結果、体内でのDHTの産出を抑制し、ヘアサイクルの乱れを戻し、正常化するというわけです。

 

参考:悪玉男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する方法

 

フィナステリドやデュタステリドは、ヘアサイクルを戻す薬として非常に強力な作用がありますが、一方で副作用の恐れがあるのも事実です。

 

主な副作用には、「精力減退」「勃起不全」「肝機能障害」などがあげられています。
また最近では「抑うつ症状」の副作用も追記され、非常に問題視されるようになってきています。

 

強力な作用を持つ薬である以上、それなりの副作用があるため、服用する場合は、慎重に判断する必要があります。

 

参考:プロペシア(フィナステリド)の効果・副作用をどこよりも分かりやすくまとめました

 

フィナステリドによる副作用や体への影響が心配な方の多くが、次でご紹介する育毛剤・育毛サプリメントを使ってヘアサイクルの乱れを対策しています。

 

ちなみに僕も、フィナステリドの副作用が気になっているため、現在は安心して取り組める育毛剤・サプリを使って対策に取り組んでいます。

 

育毛剤選びは「5αリダクターゼ抑制が肝」

 

ヘアサイクルを戻すために、薬の副作用や体への悪影響が心配な方の多くが取り組んでいるのが、育毛剤を使った方法です。

 

最近の育毛剤には、ヘアサイクルを乱す原因となる還元酵素5αリダクターゼの働きをブロックする成分が配合されるようになってきています(配合されていない商品も多いので要注意!)

 

そのため、DHTの元となる5αリダクターゼの働きをブロックする成分を配合した育毛剤を使うことで、ヘアサイクルを戻すことも期待できます。

 

しかし、育毛剤は薬ではないので、フィナステリドやデュタステリドのような効果は期待できない点は十分注意してください。

 

育毛剤の効果はあくまでも抜け毛の予防なので、既にAGAがかなり進行してしまっている場合は、薬を使った治療を受ける必要があります。

 

ヘアサイクルの乱れを改善するために使っておきたい育毛剤については、次のページでご紹介しているので是非、参考にしてみてください。

 

ちなみに、次のページで紹介している育毛剤は、僕が実際に使って成分も検証した上でご紹介しているので安心してください。

 

参考:DHTの産出を抑制する成分を配合したお勧めの育毛剤について

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ヘアサイクルを改善するには6ヶ月間の期間が必要

ヘアサイクルを戻す方法に取り組んでも、すぐに結果が出ることはありません。
それは、ヘアサイクルの改善期間がだいたい6ヶ月ほど必要だからです。

 

先ほどもお伝えしたとおり、AGAになると成長期が非常に短縮されてしまいます。

 

そのため、対策をはじめると、弱弱しい成長期の髪が一旦抜け落ちて、新しい元気な髪へと生え変わる必要があります。
その期間がだいたい6ヶ月ほど掛かると考えられているのです。

 

ヘアサイクルの改善期間は、医薬品であるフィナステリドを服用した場合も同じです。

 

まとめ

ヘアサイクルを戻すための方法はいくつもありますが、どの方法に取り組むかはあなたしだいです。

 

僕の話をすると、薄毛が気になり始めたのがまだ20代だということもあり、副作用や体への影響のない育毛剤・サプリを使って対策に取り組み始めました。

 

既に数年間育毛に取り組み続けていますが、とても満足した結果を得ることができています。

 

医薬品の副作用などが心配な方は、できるだけ安全な方法を選ぶと良いでしょう。
逆に、副作用のリスクがあってでも髪を生やしたいという場合は、医薬品を使うことをお勧めします。

 

このあたりは、個人の考えで大きく異なってくるので、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで対策をはじめましょう。

 

どのように対策をするにしても、「できるだけ早く」はじめ、「最低半年は継続する」必要があることは覚えておきましょう。

 

医薬品を使ったほうが良いのか、育毛剤・サプリを使ったほうが良いのか悩んでいる方は、次のページも参考にしてみてください。
薄毛の進行度別にお勧めの対策方法について詳しくまとめています。

 

これから薄毛対策に取り組む初心者さん必見!【どこよりもわかりやすく、自分に合った薄毛対策の方法について解説しました】


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