悪玉男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する方法

 

抜け毛や薄毛の原因となるdht(ジヒドロテストステロン)を抑制するには、「フィナステリド」「デュタステリド」という内服薬を服用するのが一番効果的です。

 

これらの薬は、日本皮膚科学会が発表するAGAガイドラインでも最高評価を獲得しています。

 

フィナステリドやデュタステリドは、ドラッグストアで買うことは出来ず、薄毛治療を取り扱う病院で処方してもらう必要があります。

 

薬以外の方法としては、個人差があるものの育毛剤やサプリメントで必要な栄養素を補うのも一つの方法です。

 

「薬は副作用が心配…」「薬は飲めない」という場合は、試してみると良いですね。

 

今回は、DHTの生成を抑制するための3つの方法と、DHTに関する情報についてまとめていますので是非、参考にしてみてください。

 

 

dht(ジヒドロテストステロン)とは

 

DHT(ジヒドロテストステロン)とは、別名「悪玉男性ホルモン」とも呼ばれ、抜け毛や薄毛の原因となる活性型の男性ホルモンのこと。

 

もともと僕たちの体内にあるわけではなく、精巣から分泌される男性ホルモン・テストステロンと、血液中にある還元酵素・5α‐リダクターゼが結合して生成されます。

 

悪玉男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)が産出されるメカニズム

 

DHT(ジヒドロテストステロン)は、幼少期や成長期には、「性器の成長」「体毛を濃くする」などの働きがあり、男らしい体へと成長するために欠かせません。

 

しかし、思春期を過ぎてからは、「脱毛の促進」「皮脂の分泌を促す」「ニキビの原因」など、名前の通り悪い働きをメインになるより強力なホルモンになってしまうのです。

 

【悪玉男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)の主な働き】

  • 脱毛を促す原因になる
  • 皮脂の分泌を促す
  • ニキビの原因となる
  • 前立腺肥大を促す

 

このように、体内でDHTが産出されてしまうと、様々な悪影響が起こってしまいます。

 

特に抜け毛に関しては、非常に強力な作用を持ち、そのまま放置していると生え際の後退・頭頂部の薄毛が進行してしまう原因となります。

 

dhtの分泌量が多いと必ず薄毛になるわけではない

 

以前までは、dhtの分泌量が多ければ薄毛になると考えられてました。

 

しかし最近では、薄毛になるかどうかは、dhtに対する感受性の違いだと考えられています。

 

DHTは体内で生成されただけで抜け毛を促進するのではなく、生え際や頭頂部にある受容体(レセプター)と結合することで、脱毛物質を産出し、脱毛を促すようになってしまうのです。

 

▼dhtが抜け毛を促進させるイメージ図

AGAによって抜け毛・薄毛が進行してしまうメカニズム

 

つまり、dhtに対する感受性が高ければ禿げやすく、dhtに対する感受性が低ければ禿げにくいということです。

 

では、dhtの感受性を下げる方法があるのか?ということになりますが、残念ながら感受性の高さについては、遺伝的要因が大きいと考えられています。

 

そのため、dhtの感受性を下げることは難しく、遺伝的な要因でAGAを発症してしまう原因となっているのです。

 

ただし、dhtの感受性が高くても、普段からしっかりと対策をすることで抜け毛や薄毛の進行を抑制することは可能です。

 

後述しますが、医薬品のプロペシアや、抗男性ホルモン成分を配合した育毛剤・サプリメントを使うことで、dhtの生成を抑制できるので、結果として抜け毛の予防効果が期待できます。

 

つまり、dhtの感受性が高いからと言ってあきらめる必要は全くないのです。

 

悪玉男性ホルモンdht(ジヒドロテストステロン)が増加する原因

 

テストステロンが低下

 

男性ホルモンの分泌量が減少してしまうと、テストステロンの働きを補うようにより強力な男性ホルモンdhtが体内で生成されやすいと考えられています。

 

テストステロンは筋肉の増大・闘争本能促進・体毛増加など、心身の男性的な部分に作用するホルモンです。その減少は、第一に男性としての身体的特徴や体力・精力・精神力の衰えを招きます。そして第二にはジヒドロステロン(DHT)の生産量増加をも引き起こしてしまう恐れがあるのです。これは、体内でテストステロンが不足した場合、それを補おうとして5αリダクターゼとの結合がさらに進んでしまうという傾向があるためです。

引用元:https://www.osaka-clinic.com/keyword/aga_column_02/page8.html

 

男性ホルモンは、運動不足や食生活の乱れ、ストレスなどが原因で分泌量が下がってしまうため、dhtの発生を増やさないためにも、男性ホルモンの分泌量を維持することも大切です。

 

筋トレ

 

筋トレすると男性ホルモン・テストステロンの分泌量が増えてしまうため、結果としてdhtの分泌量増加に繋がります。

 

dhtは、男性ホルモンの分泌量が多すぎても少なすぎても増加してしまうことが分かります。

 

ただし、dhtの分泌量が増えたとしても必ず薄毛になるわけではありません。

 

薄毛になるかどうかは、5αリダクターゼの感受性が高い場合、薄毛になる恐れがあるというだけの話。

 

参考:筋トレをすると禿げるのか!?男性ホルモンの働き方に要注意!

 

このことからも、男性ホルモンが多いと禿げるのではなく、5αリダクターゼの感受性が高いと禿げることが分かります。

 

オナ禁

 

オナニーすると男性ホルモンが増えて薄毛になる」といわれますが、実はオナニーしても男性ホルモンが増えることはありません。

 

むしろ、オナ禁することで男性ホルモンの分泌量が上昇することが実験で明らかになっています。

 

これまで見てきた通り、男性ホルモンの分泌量が増えるということはdhtの増加にもつながってしまいます。

 

参考:オナニー(自慰)しすぎると薄毛になる!?男性ホルモンと射精について

 

DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する方法

 

DHTを抑制するための方法

  1. フィナステリドを服用する
  2. デュタステリドを服用する
  3. 育毛剤を使う
  4. 栄養素を積極的に摂取する

 

DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制するためには、DHTの元となる酵素「5αリダクターゼ」の作用を抑えることが重要となります。

 

悪玉男性ホルモンDHTは、男性ホルモン・テストステロンと、酵素5αリダクターゼから生成されます。

 

男性ホルモン・テストステロンは、僕たちの体にとってめちゃくちゃ大事なのでブロックすることはできません。

 

一方の酵素5αリダクターゼの作用を抑えることで、結果としてDHTが産出されにくくなり、抜け毛の進行を予防するという仕組みです。

 

悪玉男性ホルモンDHTを抑制するのに最も効果が期待できるのは、「フィナステリド」「デュタステリド」という有効成分を含有する薬を利用することです。

 

しかし、フィナステリドやデュタステリドの服用は、誰でも手軽にできるわけではありませんし、取り扱いに注意する必要もあります。

 

また、精力減退・勃起不全・肝機能障害などの副作用も懸念されているため、服用するかどうかは慎重に検討する必要があります。

 

薬を使う以外には、5αリダクターゼの作用をブロックする成分を配合した「育毛剤」や栄養素を摂取するのも一つの方法です。

 

この方法は、僕の現在進行形で取り組んでいますが、しっかりと効果を実感しているのでお勧めです。

 

特に薬による副作用が気になる方、薬を使えない場合、このような成分を含む育毛剤を使っておきましょう。

 

ただし、フィナステリドやデュタステリドなどの薬を使った治療が一番効果を期待できます。

 

フィナステリド・デュタステリドを服用する

 

 

フィナステリドとデュタステリドという薬は、dhtの産出を抑制することで、抜け毛の進行を抑制することが出来ます。

 

日本皮膚科学会が発表する「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、「行うよう強く勧める」という最高評価を獲得しています。

 

フィナステリドがdht抑制に効果があるメカニズムは、
dhtの元となる還元酵素5αリダクターゼU型の生成を抑制する働きがあります。その結果、dhtの産出が抑制されます。

 

デュタステリドがdht抑制に効果があるメカニズムは、
dhtの元となる還元酵素5αリダクターゼT型U型の両方の生成を抑制する働きがあります。

 

フィナステリドとデュタステリドでは、デュタステリドの方が効果が高いと考えられています。

 

ただ、デュタステリドが国内で処方されるようになったのはごく最近であるため、一般的にはフィナステリドを使った治療を始めて、効果がでなかったり、さらに効果を望む場合にデュタステリドに切り替えるのが一般的です。

 

フィナステリドとデュタステリドはどちらもドラッグストアで買うことは出来ず、薄毛治療を取り扱う病院で診察を受けたうえでで処方してもらう必要があります。

 

最近では、薄毛治療を取り扱う病院も増えていますが、高額な医療費ローンを組ませたりする悪徳な所もあるので病院選びは慎重にするようにしましょう。

 

dhtを抑制するためにフィナステリドやデュタステリドの服用を検討する場合、まずは薄毛治療を取り扱う病院を探してみましょう。

 

 

フィナステリドやデュタステリドはdht抑制の効果が認められていますが、薬なので、様々な副作用が心配されています。

 

具体的な副作用には、次のようなものがあります。

 

【フィナステリド・デュタステリドの主な副作用】

  1. 精力減退
  2. 勃起不全(ED)
  3. 肝機能障害

 

男からするとかなり重要な副作用だといえます。
服用した方全員が副作用を起こすわけではありませんが、このような副作用が心配されているのも事実です。

 

また、プロペシアによって薄毛が改善したとしても、服用を中断してしまうと、再度薄毛が進行してしまいます

 

つまり、一度服用すると飲み続ける必要があるため、肝臓をはじめとした体への負担も心配されているのです。

 

そして、結婚されている方やこれからされる方は、自身への副作用だけでなくパートナーへの配慮も必要です。

 

プロペシアは、男性のみが服用を許された薬であり、女性は触れることも禁止されています。

 

特に、妊婦・幼児が触れたり服用すると、体内の赤ちゃんへの影響、成長途中の体への影響が問題となっています。

 

プロペシアの効果・副作用については「プロペシア(フィナステリド)の効果・副作用を解説!」でさらに詳しくお伝えしています。

 

このようなことから、プロペシアを服用することに躊躇される方も少なくありません。また、実際に副作用が出てしまい、服用したくてもできないという方もおられます。

 

そのような方にお勧めなのが、次の方法です。

 

育毛剤を使う

 

 

最近の育毛剤には、DHTの生成を抑制する働きのある成分が配合されることが増えてきました。

 

具体的には、次のような成分を配合した育毛剤を選ぶことで、抜け毛の予防効果が期待されています。

 

【DHTの生成を抑制する主な成分】

 

これらの成分を配合した育毛剤を使うことで、対策に取り組むことが可能です。

 

医薬品のプロペシアとは違い、副作用の恐れがない自然由来の成分なので、安心して使えるのも大きな特徴です。

 

抜け毛の原因となるDHTの生成を抑制する成分を配合したお勧めの育毛剤をいくつかご紹介しておきます。

 

僕が愛用している育毛剤もあるので参考にしてみてください。

 

新イクオス★管理人も愛用中!

悪玉男性ホルモン産出を抑える成分を5種類(業界最多)も配合した人気の育毛剤です。僕も使い続けているお勧めの育毛剤となっています。他の育毛剤よりもDHT産出を抑制する成分が豊富に配合されているだけでなく、脱毛の原因物質(FGF-5など)を阻害する成分も8種類配合されており、脱毛予防成分は、他の育毛剤を圧倒しています。他にも、育毛促進成分・抗炎症作用成分・有効成分などが、たっぷり配合されています。

 

Deeper3d

悪玉男性ホルモンDHTの産出を抑制する成分を4種類配合した育毛商品です。ただしこちらは、「化粧品」に分類される商品となっているため、有効成分が配合されていません。また、値段が非常に高くなっているため、より本格的な対策に取り組む方向けのアイテムとなっています。チャップアップと併用して使っている方も多いです。

 

チャップアップ

悪玉男性ホルモンDHTの産出を抑制する成分を4種類配合した医薬部外品の育毛剤です。業界で唯一医師が推奨する育毛剤となっており、非常に信頼度の高い育毛剤に仕上がっています。

 

 

失敗しない育毛剤の選び方については、次の記事で詳しくお伝えしているので併せてご覧ください。

 

参考:失敗しない育毛剤選び5つのポイント!成分を見極めることが最重要

 

栄養素を補う

 

dhtを抑制するためには、先ほどご紹介したとおり、フィナステリドを配合したプロペシアを服用する、抗男性ホルモン成分の配合された育毛剤を使うのが一般的です。しかし、それだけが唯一の方法ではないんですね。

 

実は、普段の生活習慣を見直すことでもdhtを抑制が期待されています。抗男性ホルモン作用のある栄養素を含む食事をとるということです。

 

具体的には、次のような栄養素に抗男性ホルモンの働きが期待されています。

 

【悪玉男性ホルモンDHTの生成を抑制する主な成分】

  • ノコギリヤシ
  • 亜鉛
  • イソフラボン

 

ノコギリヤシは、アメリカ南西部に自生するヤシの実の一種なのですが、悪玉男性ホルモンDHTの元となる5αリダクターゼの生成を抑制する働きが明らかになっています。

 

そしてノコギリヤシのエキスには、5α還元酵素がテストステロンに反応しないようにする作用があるのです。これにより悪玉ホルモンのDHTもできなくなり、前立腺の病気や頻尿などに効果を示すのだと考えられています。
引用元:『ヤル気が出る!最強の男性医療』(堀江重郎,2013,P104)

 

亜鉛は、別名セックスホルモンとも呼ばれ、男性ホルモンを補うのに必要な成分となっています。しかし、実はdhtの生成を抑制することも期待されています。ただし、亜鉛を摂る場合、鉄も同じように摂る必要があり、鉄が不足すると抜け毛の原因になる為、気を付けないといけません。

 

イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをしてくれます。そのため、抜け毛や薄毛が気になる場合、積極的に摂っておきたい栄養となっています。これらの栄養素を配合した食品には、豆乳・納豆などがあります。dhtを抑制するための補助的な役割・健康面的な役割として補うのが良いでしょう。

 

このように、食品に含まれる栄養素の中にも、5αリダクターゼの生成を抑え、DHTの生成を抑制する働きのある栄養素がたくさんあります。

 

しかし、人によっては、これらの栄養を日常的に摂るのは難しい方も多いと思います。特にノコギリヤシなんて、あまり食品から摂れるものではないですからね。

 

そこでお勧めなのが、dht抑制が期待されている栄養素を含むサプリメントを利用することです。

 

サプリメントなら必要な成分が凝縮されているため、過不足なく栄養を補うことが可能です。

 

僕も継続して飲んでいますが、飲み始めてから変化を実感できているのでおすすめです。特にひとり暮らしなどで栄養の偏った食事をしている場合、サプリメントを利用することをおすすめします。

 

抜けや薄いが気になる方にお勧めのサプリメントについては、次の記事で詳しくお伝えしています。適当に選んでしまうと無駄なものを買う恐れもあるので、参考にしてみてください。

 

【育毛剤愛用者が本音で語る!】サプリメントランキング2018決定版

 

運動する

 

「有酸素運動は抜け毛予防に良い」と聞いたことがあるかもしれません。

 

実は、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動を行うことで、汗をかき、DHTが体外へと排出されることが分かっています。

 

運動で汗をかくことによってジヒドロテストステロンを排出することができます。また、運動は体の血行促進にも役立ちます。

引用元:https://www.rs-clinic.com/menu/aga_ght.html

 

僕もスポーツジムに通ってランニングマシーンで有酸素運動を積極的に取り組むようにしています。筋トレとは違い、男性ホルモンの分泌が促されるということもないので、気になる方は取り入れてい見ると良いでしょう。

 

参考:有酸素運動が抜け毛予防に効果がある3つの理由を徹底解説!

 

また、有酸素運動を行って発汗した後は、スポーツドリンクなどの水分を飲むことが多いと思いますが、これもDHTを体外に排出するために良いと考えられています。

 

水分をしっかりと摂ることで、尿からDHTが排出されると考えられているため、有産運動の後にスポーツドリンクを飲むことも、抜け毛の予防として十分期待することができるのです。

 

dht抑制するために育毛剤かAGAクリニックか迷ったあなたへ

 

dhtを抑制するために、育毛剤を使うべきか、AGAクリニックに行くべきか悩んでしまっている方もおられるかもしれません。

 

結論から言えば、人によって行うべき方法は異なってきます。

 

具体的に、育毛剤を使うべきか、AGAクリニックへ行くべきかの違いを図で比較してみました。

 

育毛剤

AGAクリニック

薄毛の状態

抜け毛が気になる・薄毛初期

薄毛初期〜薄毛がかなり進行している

効果

育毛促進・抜け毛の予防

発毛

副作用

ほとんどなし

あり

毎月の費用

約5,000〜約1万円

約3万円前後

 

上図の通り、育毛剤とAGAクリニックを選ぶ人は微妙に異なります。また、副作用の有無も異なりますし、毎月の費用も違っています。

 

抜け毛が気になる方、薄毛が気になり始めた初期の場合、まずは自宅で育毛剤やサプリを使って様子を見てみてはいかがでしょうか。

 

逆に、既に薄毛がかなり進行してしまっている場合、AGAクリニックで専門的な治療を受けることをおすすめします。

 

このように、育毛剤を使うべきか、AGAクリニックに通うべきかは、人によって・薄毛の進行状況によって異なります。

 

「自分がどのような方法で薄毛対策に取り組めば良いのかわからない…」という場合、次の記事を参考に、薄毛の進行度に応じた対策に取り組んでみてください。

 

参考:薄毛進行度別の育毛剤・発毛剤の選び方


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